2012年03月26日

景観とガードレール

最近読んだ本で、「ガードレールは街の美観を損なうし、税金の無駄使いである」といった主旨のものがありました。
そんなこと言われると、急にガードレール及び歩道の柵などが、私の目に違和感をもって醜悪なもの、無用のものとして映るようになったのでありました。

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確かにスチール製で白色塗装されたものは景観を悪くする。この場所では機能的にも不要であるように思われます。

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よく観光地などで見かける、コンクリート製で丸太を模倣した柵。万人から評判の悪いものです。

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コンクリート製ですが、木製に似せた柵。フェイクなものに美しいものなど無しとの意見多数。

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ほら、コンクリの柵など無いほうがこの小径は美しいと思います。

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存在感がありすぎる鋼鉄製の巨大で無骨なガードレール。

そこで私は美しく、素材も本物を使った柵を探しだしました。
姫路市の野里門バス亭、徒歩3分。

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城の堀と小径を遮る柵は無垢の木を使用。必要最低限の場所にしかなく、あとは車の転落防止の為に車輪を受け止める程度の高さの石が並べられているだけで、景観を損ないません。石というのがまた良いです。
そして特筆すべきは夜のライトアップ。石の間に等間隔に埋め込まれた照明は足元灯のようで、なかなか雰囲気のあるものです。

雰囲気を作っているのはこれです。
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今までさして気にとめることのなかったガードレール。
見えるものと見ているものは違うという格言を思い出しました。
posted by PARLAND COFFEE at 20:50| 街路