2017年07月22日

大手前通り再整備で花壇を作る計画が!

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姫路の大手前通りの再整備が進んでおります。
世界遺産姫路城下の目抜き通りに相応しい、シックで重厚な街路になって欲しいと願います。

が、なんと、花壇を作る計画があるのです!
お決まりのパンジーやビオラなどのカラフルでポップな花々はシックさや重厚さとは相反するもので、城下町の景観に相応しいとは到底思えません。

花壇は年4回植え替えをするそうで、それも理解しがたいです。なんなら笹でも植えればよいのに。
しかも市民参加という名目でもって、市民や協賛企業のボランティアにより、好きな草花を植えさせ、管理までさせるという計画です。
そんなことをしたら、皆が皆、好き好きにてんでばらばらの草花を植え、デザイン的には全く統一感のない花壇になることは必定でしょう。行政によるデザインコントロールは絶対に必要かと思います。

そこで僕は先日、このプランに反対の意見を述べる為に、その協議会に参加してまいりました。
「マチズカイ大学」という大手前通りの活用について市民が参加して意見を述べる会合です。
そこでの行政の担当者からの回答は以下の通りでした。

1、花壇は城近くではなく、駅近くに作る予定なので、姫路城との調和は特に考えていない。
2、デザインコントロールは必要だとの意見があるが、あえてそれをしないで、市民に好き勝手に作らせるのは前代未聞のことなので、話題性がある。

僕はこのような行政の考え方には断固反対です。
大手前通りは駅から城まで同一コンセプトでデザイン設計するべきで、それにより大手前通りのスケール感や格調をアップさせることができると考えるからです。
デザインコントロールの必要性も先に述べた通りです。

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上の写真の通り、花壇自体の工事は既に着工しています。
せめてホームセンターに売っているような園芸の花や西洋の植物を植えるのではなく、日本の野山在来の植物を植えたらどうか、(もしくは笹でも)そういう提案をしていきたいと思います。
しかしその提案も僕一人の力では無視されてしまうでしょう。

僕の考えに賛同してくださる方がおられましたら、是非、姫路市役所の街路建設課に電話やメールで意見具申をして下されば幸いです。大勢の人が花壇反対の声をあげてくれたら計画を変更してくれるかもしれません。
行政というのは、けっこう皆が言ったら意見を反映してくれたりするものです。
どうぞ宜しくお願いします。
posted by PARLAND COFFEE at 19:30| 駅前周辺

2014年08月07日

姫路駅前開発についての考察

姫路駅前開発がだんだんと形になってきました。
デザインが賛否両論です。
以下、その見どころ?を紹介致します。
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駅ビル「ピオレ」
ビックカメラのような外観だと話題になりました。
城下町に相応しいデザインがコンセプトらしいですが、駅ビルのロゴはピンク色で、グローバルSPAの赤い看板も目立ちます。
アルミパネルが夜には七色に点灯し、パチンコ店のようです。
まさに日本的といえるでしょう。
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「ヤング館」という衝撃的な名称に改名された高架下テナントエリア。
これは観光客に田舎旅情を感じさせる為の、あえてのネーミングに違いありません。
※追記:この記事投稿から3年後、名称が「ピオレ2」に変わりました。
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駅入り口の展望デッキ(名称キャッスルビュー)
デッキが城と対峙するよう、鉄道の軸からシフトした位置に配置しています。
かがり火をイメージしたアッパーライトもなかなか美しいと思います。
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展望デッキからバスターミナルへと続く空中歩道
展望デッキの床板は無垢材を使用しているのですが、そこからバスターミナルへ続く歩道は木に似せた樹脂製です。展望デッキと同じ素材を使って欲しかったです。
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サンクンガーデン(名称キャッスルガーデン)
「姫路城の予告編としてのエントランス空間」がデザインコンセプトのようですが、矩形の石材を平積みした外壁や、プランターから垂らしたアイビーの植栽がむしろ西洋の城を彷彿させてしまいそうです。
壁面を緑化したいなら、日本の山野草のテイカカズラなどがいいのではないかと思います。

頭上の駅ビルのアルミパネルと七色点灯が、ガーデンをチープなテーマパークのように見せることに一役買っています。
ガーデン内は、上から照射する照明ではなく、フットライトなどの低い照明を用い、雰囲気を良くしているのに、これは勿体ないと思います。
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地下街への階段
主張しすぎな地下街へのサイン。
お城よりも地下のテナントを見せなければならないのでしょう。
※追記 この記事の投稿から2年後にカッティングシートは剝がされました。
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歩道にある地下街への階段
サインは四面にあります。赤色で目立ちます。
経済の為にはお城よりも目立たせなければならないのでしょう。
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高架下。駅ビルとの間の通路
パステルカラーの壁
カラフルなカラータイル
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ロータリーにある交番
立派な公衆便所のようです。
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駅前歩道
我が国特有のカラフルなカラー舗装歩道。実に4色も使っています。
日本の歩道は1色で済ますことがどうしてもできないようです。
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ロータリーの歩道
1色でいいと思います。
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バスレーン
とてもシック。ピンコロ舗装が雰囲気いいです。
このテイストで歩道も舗装したら良かったのにと思います。
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タクシープール
シックです。
舗装の色をグレーにするだけで街の雰囲気は重厚感を増します。
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神姫バスのターミナルビル
シンプルで色調も抑えてあります。
あとはテナントエリアにカラフルなテナントの看板が付かないことを祈りますが、多分付くでしょう。
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フェスタビル
テナントの派手な看板が目立ちます。
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観光案内所
こちらはなかなか都会的なデザインです。
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アーケード街への入り口
木に似せた鉄板を張り付けてあります。
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植栽スペース
植栽はするようですが、大きく育てるつもりは無いようです。
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以前からの街路樹
立派です。風格ある町並みに立派に育った街路樹は必須です。
ですが、近々強剪定するとの情報が。
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駅真正面に世界遺産を望み、メインストリートの幅は50メートル。こんな素晴らしいポテンシャルをもった都市は他には無いでしょう。
もし、今回の再開発が、建築物(駅ビルや再開発ビル)歩道、広場、植栽が一体的にシックで美しくデザインされれば、きっと世界に誇れる駅前になったでしょう。
そして集客も増えたはず。ハイセンスなショップも沢山誘致できたかも知れません。
※今回の駅前再開発のデザインチームは途中で解散してしまい、今後行われる大手前通りの再整備デザインは、市が手掛けることになったそうです。デザイナーも起用していないとのことで、よりいっそう統一感のない街並になってしまうかもしれません。(花壇を作るとか!)

戦前の日本はヨーロッパにもひけをとらない美しい街並だったと思います。
それは、使われる素材が極端に少なく、それゆえに統一感が出せたのでしょう。
今回の再開発でも言えますが、今の日本の街並は、素材、色が多すぎます。いかに派手にするか競っているようです。とくに歩道の舗装などは、なぜかカラフルなモザイク模様にしてしまい、一色しか使っていない舗装などほとんどみかけません。
なんでこんな風にデザインしてしまうのでしょうか。

「日本って西洋に憧れて、なとうとがんばったけれどなれず、その間に昔からの日本的な伝統も忘れて、結局なにも主張するものがない国という感覚がある」と有名な人が本に書いていました。
posted by PARLAND COFFEE at 20:31| 駅前周辺